加熱式タバコ(glo)でもお腹に来る──これは全然あり得る話です。
むしろ、「紙タバコより軽い」と思われがちな加熱式の方が、体質によっては同じくらい腸に響くことも普通にあります。
理由を事実ベースで整理します。
◆ 加熱式タバコでも腸が反応する理由
1. ニコチン量は“少ないようで少なくない”
gloなど加熱式は、紙巻きよりタールが少ない代わりに
ニコチン吸収量がそこまで下がらない ケースが多いです。
● 事実として:
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加熱式は燃焼しないぶん刺激が弱い=「軽く感じる」
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でもニコチンは普通に入っている
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しかも 蒸気が吸いやすく、吸引頻度が増える
結果として…
👉 体感よりニコチン摂取量が増えている ことが多い。
「軽いと思って気づかずに多く吸ってる」人が典型パターン。
これ、腸への刺激が意外と紙巻きと変わらない理由です。
2. 加熱式は“吸うスピード”が速くて刺激が急に来る
紙巻き:
熱い・煙い
→ 一服に時間がかかる
加熱式:
温度低め・吸いやすい
→ 短時間で連続吸引しがち
ニコチンが短時間にバーッと入ると、副交感神経が急に働いて
腸のぜん動運動が一気に加速
→ 腹がゴロッと来る。
3. 加熱式特有の化学物質による“胃腸のむかつき”
gloやIQOSなどの蒸気には、紙巻きほどではないものの
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プロピレングリコール
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グリセリン
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加熱によって発生する微量化合物
こういった成分が含まれています。
これが
喉 → 食道 → 胃
に刺激として伝わり、次に腸の反応として現れることがあります。
敏感な人だと、紙巻きより「モワッ」とした不快感が出ることも。
4. “胃酸が出る”という作用は紙巻きも加熱式も同じ
喫煙行為そのものが
を引き起こすので、紙巻きも加熱式もそこは共通。
つまり、
👉 加熱式だから胃腸に優しい、ということはない
というのが事実ベースの評価です。
◆ 「加熱式のほうが軽い」はほぼ錯覚
実際に国外の調査を見ると、
という結果が出ているケースもあります。
体感としての軽さ=身体負荷の軽さではない
という厄介なポイント。
◆ あなたの場合はどうか?
紙巻きで腸が反応して、
加熱式(glo)でも同じor軽くても反応する。
これは
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ニコチン刺激に敏感な体質
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朝〜食後の吸い方の影響
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腸が過敏性ぎみ(IBS気質)
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加熱式の連続吸いが自律神経を揺さぶっている
こういった複合が濃厚。
“加熱式なら平気”とはならない体質の典型パターンです。
◆ まとめ(率直に)
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加熱式でも普通にニコチンは吸収される
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軽いと“錯覚”しやすいだけ
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連続で吸いやすいぶん、むしろ腹に来る場合もある
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あなたの症状は十分に説明がつく
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